動物感覚

Animals in Translation

自閉症をもつ動物科学者が、動物の行動と感覚を徹底解説

と帯にあるが、アスペルガーであるかどうかなどは、この本には関係ない。

犬について勉強しようと思って読んだ。

 

オオカミの血が強い和犬は扱いにくいと、よく一般に言われる。

だから洋犬のほうがおとなしく飼いやすい、と。

いや、それがそうじゃない、とこの本では言っているのであった。

 

コリーなどの美を追究するあまり、額が小さく長い顔にしたおかげで、脳が小さく、つまりそういう結果になった、と。

レトリバーなどの、わふわふ楽しそうな犬は、犬としては異常だ、と。

怒ったりしない、いつも楽しいということが異常なのだ、と。

犬は犬としてあるべきだ、ということか。

 

純血種を作り続ける中で、美しいが弊害も多い結果になった点など 知ることが多かった。

一番安定しているのは、雑種で、毛の色の濃い、鼻の黒い、メスが暮らしやすい、とあった。

 

一番強調されているのは、ここである ↓

 

犬の飼い主は、かならず自分自身がアルファ(首位)にならなければならない。

この法則だけは無視してはいけない。

 

やはり、前に読んだ本 と同じことを書いているわけで。。。。

無知の自分には犬との暮らしを今のところ断念せざるをえない。

 

動物感覚―アニマル・マインドを読み解く

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カテゴリー: BOOK