乗客ナンバー23の消失
長い長いGWにKindleセールがやってきた
文春の実質半額セール(50%ポイント還元)で翻訳ミステリーを買い
船旅に出るよ!
ドイツの作家さん
まあてんこもりの大サービスな作品で
夜にダウンロードして読み終えたのは午前2時すぎであるよ
ベッドで寝ながら読めるから 軽い Kindle Oasis ありがとう
5年前に妻子を豪華客船のクルーズ中に海へと消えて失った男が主人公の囮捜査員
事件後、己を大事にしない自棄ともいえる仕事ぶりで自らべきっと歯を折ってみせたりするのが冒頭
とある老女に呼び出されて船に乗り込むが、、、、みたいな展開
船で消える人々の真相は結局、ふたつあるのだが
たいへんめまぐるしく話は進んでいく
誰かが殺されたと思ったら、実はその人じゃないひとが死んでいたり
助かったと思ったら殺されたり
犯人像もあれじゃないのか、いやあのひとなのみたいになるので
だから真相はなんなんだ!と一気読みする
そして解決したかと思ったら、だめだしみたいなサービスが繰り返しある
サービス過剰ともいうべき書きっぷり
多重になってる箱を開けていくみたいな作りなので
あとがき後にあるエピローグを読むと、冒頭のプロローグが回収される
ミステリーの感想ってネタバレできないから書きにくいのが難点ね笑
ざっとした感想でいうと「復讐するは我にあり」というか「闇の必殺仕事人」というか「人生リセット船旅」というかそんな感じです(意味不明)
とりあえず面白かった!
翻訳ものが苦手でなければ是非おすすめします
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