音の晩餐

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オノマトペから食を考えるという発想

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絶版である。単行本も文庫も。

しかし、食に興味のあるヒト、言葉に興味のあるヒトならば読んで損はない。

音の晩餐 (集英社文庫)


オノマトペ(擬音)で、それに連想される食について語り、手書きメモのレシピあり。

リンボー先生なので、和とイギリスに特化しているのはむろんである。

びちょっ → トライフル とか、まさしく、と笑った。

自分ならば「ねっとり」の料理はなんだろう、などと読者はみな想像の翼を広げることでしょう。

 

とりあえず「つるん」の「あんこまパン」がオススメ項目であろうか。

あんこまパンというのがいかなるものかは、どうぞお読みください。←絶版なのに(泣)

著者自らが「書くのよそうかな、いや敵百万といえども我征かん」と書き出すほどだが、わたくしはこの系統は、アリだと思っているほうであります。

げっ、ほっほっ、せろせろ。。。など、通常の食関連なオノマトペではないようなものも多発するが、それがなににどうつながり連想されているのかも推理するのも面白い。

自分にとっての「ふわふわ」など夢想したりして、読後の遊びを与えられた気がする。