猫怪々 加門七海

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表紙買い。

オカルト&ホラー系は映像系も本もあまり手に取らないのだが、このカバーデザインに負け、読んだ。

こわくはないので、安心して読まれよ。猫スキー諸君。

 

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自分は、そっち系のアンテナに欠ける、超絶リアリスト。

まったく、ミエナイ人。←幸いだ。

ゆえに、あまり実感がない本でもあった。

 

著者が子猫を拾って育てるが、猫エイズを持っていることが判明。それだけでなく、なにか禍々しいモノも憑いているようす。← 見えないものにはポカーンな描写

それはさておき、猫を健康に育てあげるというのは猫と暮らすものにとっての最大の指針である。

それが、著者にとっては、サイキックな手法がいいと思ったのだろう。

 

わたしは個人主義なので、他人が信じるものも否定する気はない。

人は人、我は我。

それぞれの道を征けばいい。

 

般若心経を唱えたり、掛け軸の力をかりたり、サイキッカーに頼んだり、と著者がよかれと思うことをやりつづけ、結果、猫エイズは治癒できるものではいのでそのままだが、かわいい猫ちゃんと楽しい下僕生活をしておられるようす。

 

結局、でれでれ可愛いという、我が猫自慢本なので微笑ましい。

 

しかし、いつも思うが、、、なぜだろう。

ヒトが我が子を堂々と臆面もなく褒めそやすのに出くわすと、内心冷ややかな視線で、大人の社交術をもって微笑ましげに相づちを打つ。←大人の世界は虚構の世界。

であるにもかかわらず、

愛猫や愛犬を溺愛して、べた褒めするのを聞くのは、心底、非常に心地よい。

われながら ひいきだ(笑)

 

 

猫怪々 (集英社文庫)