シャーロットのおくりもの
本でも映画でも大泣きした
食肉になるだろうブタちゃんが生きながらえる本。
というハピエンです。。。
上記のような要約が、あらすじとしては正しいかもしれない。
とはいえ、それらがかすむくらい、唯一無二の友との別れが、ビシバシ胸に突き刺さる。
かけがえのない相手というのは、そうそうたやすくは現れない。
かわりはいないのだ。
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子供向け映画であるのに、オトナが大泣き。
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蜘蛛は苦手ですが、花蜘蛛は大丈夫
蜘蛛のシャーロットの機転、優しさ、聡明さ、温かさで、子豚ウィルバーはついに食肉になることを逃れ、成長することができた。
最期にシャーロットの命はつき、その場面はもちろん哀しかった。
それ以上に、シャーロットの子供たちとも友達になり、それなりに楽しい友に囲まれて過ごすのに、シャーロットほどの友にはとうとう出会わなかったというのが、切ないのだった。
だれもシャーロットにかなわなかった、と。
彼女のかわりには誰もなれなかったのである。
長い年月の中で、友や恋人、愛する人、家族、知人、職場の友、近隣の知り合い、ペットも含め、出会ったり別れたり繰り返す。
たくさんの知り合いがいて、たくさんの人に囲まれて過ごしていても、唯一無二の友と呼べる相手、心を分かち合える相手、永遠に大事に心にとどめておきたい相手というのは、そのなかの幾人だろうか。
逆に言えば、そのようなたった一人の相手でも出会えたウィルバーは、幸せかもしれないな、と。
シャーロットという特別な友の空席に耐えなければならない、残された側の淋しさを思うと、心がしくしく痛むけれど。
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カテゴリ: 写真／ビデオ, ソーシャルネットワーキング
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