映画 ゆりかごを揺らす手
最高にふるえるほど怖かった映画といえばコレを思い出す
ゆりかごを揺らす手
L.A.コンフィデンシャルと同じ監督だったと今頃知る
やはり好みの作風は似通っているのだな
あらすじ
怖いというか生理的嫌悪感がまず先にくる話です
女性なら人生のうちで一回くらいは男性医師の受診でドクハラもしくはセクハラの境目が腑に落ちないと思った経験のある方もおられるのではないでしょうか
そういう不快な気持ちを思い出させる冒頭シーン
出産まじかの妊婦が産婦人科医の受診で、????と疑問に思う
勘違いではないと思い、告発する
で、医師は自殺
そのとき医師の妻も妊娠中だったがショックで流産
そしてその未亡人がベビーシッターとなって現れ、、、というここまで言ってだいたい想像がつくだろうけど、復讐劇なわけですが、復讐のしかたがまた冒頭シーンの気持ち悪さと同じくらいのなんとなくの気持ち悪さで押し通してくるのだった
家の中にいつのまにかひっそりと忍び入ってる敵って、それだけで怖いのですが
いちばん気持ち悪かったのは他人の子にママ顔してこっそり授乳してたりするところがホラー
いじめて罠にはめ解雇される黒人のソロモン(ゴーストバスターズのアーニー・ハドソン)が知的障害者の役がうまいのでよけいかわいそうさとけなげさが増していた
最後報われて良かったけど
ブロンド碧眼のレベッカ・デモーネイがおきれいなので冷酷さが際立ちますな
サイコスリラーというかホラーというか
なんとなくなんどか見返したくなる佳作