harry potter
photo by Aaron Morgan
ドビーに似たワンコさんを見るだけできゅんきゅんする❦
本を減らしたいと思っているのですが、分厚く場所をとる児童書…ハリポタシリーズは処分できずにいます
ひとえにドビーが好きだからなのですが(笑)
1冊目は実に児童書らしい、ボクの未来はいったいどんなに拓けてゆくのだろう!とハリーの夢と希望がつまった冒険心あふれるファンタジーでした。
それがそれが、、、だんだんと雲行きが怪しく、、、
最終巻までいくと、ずいぶんダークホラーファンタジー。
これはたぶん作家と出版社との契約というか出版商法がこういう航路をたどることになったのでは、と推察するのでした。
爆発的に売れた児童書。先行き何冊で、と契約して書いたせいかもしれません。
最初の書きたいことを夢中で書いたようなときめきは消えたように思います。
思えば、作者自身、彼女がハリー自身のようでした。
ここではない何処かに飛び立ちたい!
離婚して子どもを育て、裕福ではありません。仕事もありません。わたしのいまいる場所、いまいる境遇は嘘なのだ、ほんとうの自分はもっと輝いているはずなのだ!と叫んでいるハリーそのものでした。
長い続き物になるにつれ、やたらに登場人物が死んでゆきます。
最後の数冊は、バタバタと人減らしをしていくことで、作家も終わらせたい感じが透けて見えました。
わたしは本好きですが、ラノベ系は読みません。
というのも、一種不思議なほどの巻を重ねるあの状態になじまないのです
長く続けるというのは難しく、だんだんと冗漫で退屈に感じてしまうのが常でした
ファンがいるから続けなくてはいけない、というのは作家もつらいものだろうと思ったりしました。
ずっと同じ回転速度では夢の蒸気機関車も進めないのだなあ、と。
さて、夢中で読んでた頃(3巻くらいまで読んだときでしょうか?)、レゴさえ買ったのでした
ヘドウィグも犠牲になるとは思わず組み立てていましたっけ
1巻のわくわく感から、最後、これほど暗くつらい展開だとは夢にも思いませんでした。
なにせ愛しのドビーが犠牲になるので、ちょっと凹むラストでした。
児童書は嘘でもいいから、あまったるいハピエンにしてほしい甘ちゃんです。
もうなんでもディズニーテイストでいいじゃないか、と思ったりw