すてきな三にんぐみ
こわくないのである。
今の時代でいうと、ネグレクトなど受けている子供たちを保護する施設みたいな感じであろうか。
孤児や家庭で居心地のわるい思いをしている子供たち。。。三人組の強盗団が、彼らをさらっては、お城に住まわせ、みんなで幸せに暮らすというファンタジー。
幼稚園みたいに、みな同じ制服(?)である。
じゃかじゃかか荒稼ぎしたお金(殺生刃傷沙汰はナッシングで強奪)の使い道が、お城で子供を育てるという。
最後に描かれた、三つの塔 が良かったデス。
はっきりくっきりした色使いの絵も印象深い。
しかし、これが我が子への読み聞かせで作ったという作家(パパさん)がすごいですな。
世の中には、幸せまみれな家庭や子供ばかりではないのだよ、ということを教えているような。
世界にはダークなこともあると、すでに教えてしまうのであった。