秋と夏を天と地で撮る
秋の空は澄んで青いというけれど
と、撮っていたわけです
なんとなく前ボケってどうよ、とか意味不明に
これを撮った場所がなかなかに足下悪く、石ゴロゴロだったので
気をつけようと地上を見たところ
偶然にも夏の名残を見つける
一夏、鳴いて生ききったセミさんの羽だ
君は精一杯すばらしい夏の日々を過ごしたのでしょうね
地に還り、またいつの日か、なにものかになって飛び立つんだと信じているよ
と、あまりにも天と地で秋と夏のふたつを一気同時上映みたいになっていたので
とてもポエマーでセンチメンタルな気分になった